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[21a-S011-3] 解離性イオン散乱を用いたグラフェンの弾性プローブ
キーワード:クラスターイオン、解離性イオン散乱、グラフェンの弾性プローブ
報告者らは、数1000個程度のアルゴン(Ar)原子から構成されるクラスターイオンを金属試料に衝突させ、クラスターイオンの解離の激しさ(解離度)を測定することによって、試料の極表面層の力学物性(ヤング率など)を測定する方法を開発中である。今回、銅に単層グラフェンを積層させた試料と積層させない試料に本測定法を応用し、両者の違いを検討したので報告する。