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△ [21p-S221-14] 高開放電圧、高曲線因子を目指したAg(In,Ga)Se2薄膜太陽電池の開発
キーワード:太陽電池、カルコパイライト型太陽電池
多接合太陽電池のトップセル材料候補であるAg(In,Ga)Se2(AIGS)薄膜太陽電池の高効率化に取り組んだ。AIGS太陽電池はトップセルとして用いるにはまだ変換効率が低く、特に開放電圧と曲線因子の大幅な向上が必要である。我々はその開放電圧、曲線因子の低減要因がAIGSの正孔濃度の低さに起因していることを解明した。そこでAIGSの正孔濃度を増加させるべくNaの添加を行うことで、正孔濃度が増加し、AIGS太陽電池の高効率化に成功した。