[21p-W810-1~8] 2.1 放射線物理一般・検出器基礎

[21p-W810-4] α線に対する単結晶CVDダイヤモンド放射線検出器のFano因子評価

〇嶋岡 毅紘¹、金子 純一¹、佐藤 優樹²、坪田 雅功¹、新名 宏明¹、茶谷原 昭義³、渡邊 幸志³、梅澤 仁³、杢野 由明³ (1.北大、2.原研、3.産総研)

キーワード：ダイヤモンド放射線検出器、Fano因子、エネルギー分解能

ダイヤモンド放射線検出器は高温動作、低漏れ電流、耐放射線性等の優れた特長を持つ。北海道大学・産総研グループはこれらの特長を生かし過酷環境で動作可能な検出器実現に向け、生産性に優れたリフトオフ法により電荷収集効率：正孔100.1%, 電子99.8%、エネルギー分解能0.3 %台を持つ単結晶CVDダイヤモンド放射線検出器開発に成功している。本研究では同検出器のα線を用いたファノ因子評価について報告する。