[22a-W331-1~12] 16.1 基礎物性・評価・プロセス・デバイス

[22a-W331-4] Ag₂O-TeO₂ガラスのガラス構造と線形／非線形光学特性

〇早川 知克¹、加藤 圭一¹、Colas Maggy²、Duclere Jean Rene²、Thomas Philippe² (1.名古屋工業大学、2.リモージュ大学)

キーワード：テルライトガラス、３次非線形光学特性、ガラス構造

テルライト(TeO₂)ガラスは可視から赤外までの良好な透明性，高い屈折率，高い3次非線形光学特性Reχ⁽³⁾を持つため，光機能性ファイバーなどへの応用が期待される材料である．そこで我々はReχ⁽³⁾の向上が期待されるAg₂Oを含むテルライト系非線形光学ガラス（赤から黄色の着色を呈する）をアルミナ坩堝により作製している．本研究では近赤外レーザーを用いた赤色ガラス試料のラマン測定よりガラス構造を調べると共に、Reχ⁽³⁾を評価したので報告する．