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[22p-W833-4] 【注目講演】超高感度迅速放射性炭素同位体分析装置の開発 (1) 全体概要
キーワード:放射性炭素 (C-14)、キャビティーリングダウン分光法 (CRDS)、中赤外域光周波数コム光源
既存の14C分析法である加速器質量分析法(AMS)や液体シンチレーションカウンティング法(LSC)を代替する新規な技術として、平成25年度より先端計測分析技術・機器開発プログラムにて、超短パルスファイバーレーザーベース中赤外域光周波数コム光源を用いたキャビティーリングダウン分光法に基づく14C分析技術、および、そのプロトタイプ装置の開発を進めている。本報告では、LSCを超える超高感度性とAMSに比較し格段にコンパクトなサイズ・迅速性・簡便な操作性・廉価なコストを実現することを念頭に置いたプロトタイプ装置のシステム概念、および各開発項目で相互に達成すべきキーポイントについて概説する。