2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » フォトニクスにおける極限計測技術

[5p-A402-1~6] フォトニクスにおける極限計測技術

2017年9月5日(火) 13:00 〜 16:00 A402 (402+403)

尾松 孝茂(千葉大)、栗村 直(物材機構)

15:15 〜 15:45

[5p-A402-5] 原子・分子のアト秒量子ダイナミクスの計測

緑川 克美1、沖野 友哉1、鍋川 康夫1 (1.理研光量子)

キーワード:アト秒科学、超高速光科学、高次高調波

従来, 原子核と電子の運動は,その時間スケールの違いからそれぞれ分離されて扱われてきたが,化学反応の素過程を本質的に理解する上では,それらを一貫して取り扱うことが必要で有り,アト秒からフェムト秒領域の高次高調波の出現により,それがようやく可能になりつつある.本講演では、高次高調波を光源とした原子・分子のアト秒領域の量子ダイナミクスの計測について我々の最近の成果を中心に紹介する.