2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.10 光量子物理・技術

[5p-A414-1~15] 3.10 光量子物理・技術

2017年9月5日(火) 13:15 〜 17:15 A414 (414)

内田 淳史(埼玉大)、松田 信幸(NTT)

16:15 〜 16:30

[5p-A414-12] 広帯域ノイズ光と乱数生成用電子回路を用いた実時間物理乱数生成実験

小田 航也1、寺島 悠太1、吉屋 圭悟1、内田 淳史1 (1.埼玉大)

キーワード:ノイズ、乱数生成、スーパールミネッセントダイオード

半導体レーザカオスを用いた高速物理乱数生成方式が提案されている。しかしながら、これらの方式はオフライン上で乱数生成処理を行うため、実時間の乱数生成ではないという問題が挙げられる。そこで本研究では、市販の広帯域ノイズ光源としてスーパールミネッセントダイオード(SLD)を用いて乱数生成用電子回路による実時間での物理乱数生成実験を行うことを目的とする。その結果、生成された乱数は統計検定の全項目に合格し、最大生成速度は21.3 Gb/sであった。