13:30 〜 15:30
[5p-PA1-36] フッ素化アントラセントリマー前駆体を用いたボトムアップ・グラフェンナノリボン・トランジスタ
キーワード:グラフェン・ナノリボン、ボトムアップ
ボトムアップ合成したグラフェンナノリボン(GNR)のチャネル抵抗の低減を目的として、自己組織化を意識して設計したフッ素化アントラセントリマーを前駆体として用いた。前駆体がポリマー化した段階で、ポリマー同士が自己組織化して密にパッキングされ、リボン化後も高密度・高配向な局所構造が観測された。このGNRを絶縁体基板上に転写し、チャネル長20-30 nmのトランジスタ構造を作製したところ、P型の動作が確認された。