[5p-S43-1~13] 2.2 検出器開発

△ [5p-S43-10] Ce:Gd₃(Ga,Al)₅O₁₂及びEu:SrI₂を用いたコンプトンPETハイブリッドカメラの試作と¹⁸Fと¹¹¹Inを用いた多核種RI同時撮像の原理検証試験

〇吉野 将生^1,3、鎌田 圭^2,3、庄子 育宏^1,3、横田 有為²、黒澤 俊介^2,6、山路 晃広¹、大橋 雄二²、吉川 彰^1,2,3、島添 健次⁴、水町 祐貴⁴、高橋 浩之⁴、大鐘 健一朗⁵、高橋 美和子⁵ (1.東北大金研、2.東北大NICHe、3.株式会社C&A、4.東大工、5.東大医、6.山大理)

キーワード：シンチレータ、Positron Emission Tomography、コンプトンカメラ

MPPCアレイとCe:GGAG及びEu:SrI₂を組み合わせてアレイ検出器を試作し、複数のγ線エネルギーに対する、エネルギー分解能と出力の線形性を評価した。一例として、​⁵⁷Coの122keVのγ線で15.5%±1.1% FWHMのエネルギー分解能を得た。​¹⁸Fと¹¹¹Inを用いた多核種同時撮像の原理検証試験を行い、¹⁸Fと¹¹¹Inの個別撮像が可能であることを実証した。​本講演では、Eu:SrI₂アレイ検出器の性能評価結果についても報告し、シンチレータに求められる特性について考察を行う。