2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

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[6a-PA1-1~25] 1.2 教育

2017年9月6日(水) 09:30 〜 11:30 PA1 (国際センター1F)

09:30 〜 11:30

[6a-PA1-20] 設計模型における空力評価の授業検討と模型風洞装置の改良

井組 裕貴1、織田 豊一1 (1.サレジオ高専)

キーワード:空気抵抗、風洞装置、設計

近年エネルギーの低減が求められ、様々な研究・開発が行われている。特に、電気自動車はバッテリー容量から、走行時の消費電力を低減することが重要である。走行抵抗の中でも抗力は高速走行時に全抵抗の70%を占め、揚力は走行抵抗の増加や安定性の悪化が生じるため、空気抵抗を理解・低減することは一番大きなファクターの一つである。しかしながら学生が空気抵抗に触れる機会は少なく、理解が乏しい。また、身近な自動車のボディを設計する内容に興味を持って取り組むことを期待できる。以上により、空気抵抗に関する授業の検討と小型風洞装置の開発・改良を開始した。