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△ [6a-PB1-5] 磁気顕微法を用いたRE-123線材の通電環境下における磁化緩和特性評価
キーワード:高温超伝導体、磁化、磁化緩和
本研究では、希土類系高温超伝導(RE-123)線材の通電電流印加環境下における磁化緩和特性の評価を行った。同線材は高磁界マグネットへの適用が期待される一方で、そのテープ形状から磁化の影響が大きく、応用時の磁界の安定性に大きな課題を抱えている。それらの詳細な電磁現象を解明するために、一般的なマクロな磁気モーメントを評価する手法ではなく、空間分解能を有する磁気顕微法によって、RE-123線材の磁化緩和特性を評価した。