2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.4 生体・医用光学

[6p-A402-1~11] 3.4 生体・医用光学

2017年9月6日(水) 13:15 〜 16:15 A402 (402+403)

松浦 祐司(東北大)、山中 真仁(名大)

15:00 〜 15:15

[6p-A402-7] 補償光学素子を用いた光音響顕微鏡の高空間分解能化

〇(M1)能塚 雄介1、山本 壮里1、栗原 誠2、橋本 信幸2、高橋 英嗣1、山岡 禎久1 (1.佐大院工、2.シチズン時計)

キーワード:光音響イメージング、補償光学

近年,深部での高空間分解能・高コントラストな生体可視化技術として,光音響顕微鏡に注目が集まっている.通常,対物レンズを用いて深部を観察しようとすると,試料の屈折率の違いや形状などが原因で波面収差が発生し,光ビームが一点に集まらないため,得られる画像にボケや歪みが生じる問題がある.この問題を解決するために,本研究では,光学顕微鏡の分野で用いられている補償光学素子(AO素子)を用いた光音響顕微鏡の空間分解能向上に関する検証を行った.