2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

10 スピントロニクス・マグネティクス » 10.2 スピン基盤技術・萌芽的デバイス技術

[7a-C18-1~9] 10.2 スピン基盤技術・萌芽的デバイス技術

10.1と10.2と10.3のコードシェアセッションあり

2017年9月7日(木) 09:00 〜 11:15 C18 (C18)

大西 紘平(九大)

11:00 〜 11:15

[7a-C18-9] 磁性熱電効果材料のコンビナトリアル型探索の課題と展望

石田 真彦1、桐原 明宏1、岩崎 悠真1、澤田 亮人1、染谷 浩子1、萬 伸一1、齊藤 英治2,3,4,5 (1.NEC IoTデバイス研、2.東北大AIMR、3.東北大金研、4.東北大CSRN、5.日本原研)

キーワード:スピンゼーベック、コンビナトリアル、マテリアルズ・インフォマティクス

スピンゼーベック効果や異常ネルンスト効果など、磁性が関わる熱電効果
についての報告が近年増えており、今後新しい材料の発見によって大きな
進展を遂げる可能性があるが、従来型のアプローチでは探索作業に多くの
時間・労力を必要とし、非効率である。そこで、コンビナトリアル手法を
積極的に活用した効率的な材料探索の実現を目指している。
公園では、スピンゼーベック素子への適用や異常ネルンスト効果の評価を
念頭にした、3d磁性金属と5d遷移金属の二元合金のコンビナトリアル実験
の取り組みを紹介する。