2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[7a-C22-1~12] 22.1 合同セッションM 「フォノンエンジニアリング」

2017年9月7日(木) 09:00 〜 12:45 C22 (C22)

中村 芳明(阪大)、塩見 淳一郎(東大)

11:00 〜 11:30

[7a-C22-8] [合同セッションM 分科内招待講演] 固体面における気液相変化によるミクロ・ナノスケール熱輸送

鶴田 隆治1 (1.九工大)

キーワード:気液相変化、界面、熱輸送

相変化を利用した潜熱輸送をシステム技術としてどこまで最大化できるかは,極めて重要な課題である。究極の熱輸送を考える場合,固体面上の液体の濡れ構造や固液・気液界面の熱抵抗が重要な役割を演じる。講演では,沸騰伝熱の極大値であるCHFと,サブクール沸騰で特異な高熱流束をもたらすpost-CHF現象,ならびに濡れ性を制御した機能性伝熱面による凝縮伝熱の促進について述べ,あわせて界面輸送の特徴に触れる。