[7a-C23-1~10] 6.4 薄膜新材料

[7a-C23-7] スパッタ法で作製したNiOOH及びWO₃薄膜のNafion分散液中でのエレクトロクロミック特性

〇野崎 泰成¹、持塚 亮佑¹、阿部 良夫¹、川村 みどり¹、金 敬鎬¹、木場 隆之¹ (1.北見工大工)

キーワード：ニッケル水酸化物薄膜、タングステン酸化物薄膜、ナフィオン分散液

NiOOHやWO3などの遷移金属酸化物は、電気化学的な酸化還元反応により色変するエレクトロクロミック(EC)特性を示すことから、 スマートウィンドウへの応用が期待されている。我々はNiOOHとWO3を組み合わせた相補型EC素子の開発を目指しているが、水溶液電解質では試料の溶解が懸念される。そこで、本研究ではプロトン伝導性の高分子電解質であるNafion分散液を用いてNiOOHとWO3薄膜のEC特性を評価した。