[7a-PA3-1~17] 3.2 材料・機器光学

[7a-PA3-1] 非偏光照射により作製した液晶回折格子の光学機能評価

〇相沢 美帆¹、久野 恭平¹、赤松 範久¹、宍戸 厚^1,2 (1.東工大化生研、2.JSTさきがけ)

キーワード：光重合、回折格子、分子配向

異方性モノマーと架橋剤の混合物に可動式のフォトマスクを介して光重合を行い，一軸方向に分子が配向したフィルムを作製した。さらに本手法により周期的な分子配向変化を誘起し，回折格子を形成した。偏光顕微鏡観察により分子の配向方向について評価するとともに，回折光観察により光学物性評価を行った。その結果，構造体の大きさは架橋剤濃度に応じて変化し，さらに作製したフィルムが特異な偏光特性を有することがわかった。