2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[7p-A411-1~17] 1.5 計測技術・計測標準

2017年9月7日(木) 13:15 〜 18:00 A411 (411)

寺崎 正 (産総研)、菊永 和也 (産総研)、徳留 弘優(TOTO)

16:30 〜 16:45

[7p-A411-14] 3D印刷器物×応力発光=CAE高度化応力インジケータの可能性

寺崎 正1、藤尾 侑輝1、坂田 義太郎1 (1.産総研 製造技術部門)

キーワード:応力発光、3D器物、CAE高度化

応力発光体とは、様々な機械的刺激に応じて発光する機能性セラミック粒子である。構造体表面にこの微粒子を分散塗付して発光を調べれば、その面分布から構造体の動的な応力分布が可視化され、構造欠陥、亀裂、破壊の現状や進行方向を瞬時に把握できる。今回は「3D印刷器物×応力発光= CAE向上のための応力インジケータ・シミュレータ」が成り立つか?を目的として、3D印刷器物の機械的特性について検討するとともに、ラウンドロビン試験を行い、3D印刷器物×応力発光=応力インジケータとした際の不確かさを生じさせる要因(塗布法、造形方向、器物カラー、内部構造、器物表面)について検討したので報告する。