2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.6 ナノバイオテクノロジー

[7p-A503-1~17] 12.6 ナノバイオテクノロジー

2017年9月7日(木) 13:45 〜 18:45 A503 (503)

三浦 篤志(北大)、早水 裕平(東工大)、古川 一暁(明星大)

16:30 〜 16:45

[7p-A503-10] ヒト由来歯根膜細胞の力学刺激応答イメージング

藤田 彩乃1、森松 賢順1、〇(PC)西山 雅祥2、高柴 正悟1、成瀬 恵治1 (1.岡山大、2.京大)

キーワード:高圧力、メカノバイオロジー、歯根膜細胞

食物摂取時には、ヒトの歯周組織は約10MPa(水深1,000m相当の静水圧)の咬合圧を受けており、細胞の活性化や分化に寄与すると考えられている。本研究では、高圧力下にあるヒト由来の歯根膜細胞の形態変化を実時間で観察した。非生理的な20MPa以上の圧力下では、歯根膜細胞の形態や、その内部にあるアクチンストレスファイバーの縮小が見られたが、減圧後には伸張する過程が見られた。