2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.6 ナノバイオテクノロジー

[7p-A503-1~17] 12.6 ナノバイオテクノロジー

2017年9月7日(木) 13:45 〜 18:45 A503 (503)

三浦 篤志(北大)、早水 裕平(東工大)、古川 一暁(明星大)

17:30 〜 17:45

[7p-A503-13] FMO-DPD連携シミュレーション手法の開発とベシクル形成への応用

奥脇 弘次1、土居 英男1、〇望月 祐志1,2、新庄 永治3、福澤 薫2,3、米持 悦生3、小沢 拓4、泰岡 顕治5 (1.立教大理、2.東大生研、3.星薬科大薬、4.(株)JSOL、5.慶大理工)

キーワード:ベシクル形成、フラグメント分子軌道法、散逸粒子動力学

私たちはここ数年、フラグメント分子軌道(FMO)計算によって有効相互作用を表わすχパラメータを算定し、それに基づいて散逸粒子動力学(DPD)計算を行う、FMO-DPD連携シミュレーションを展開してきた。今回の発表では、シミュレーションのワークフローの確立、新規DPDコードの開発と共に、既報告のPOPCのχパラメータセットをした類縁脂質のベシクル形成のシミュレーションを行った結果をご紹介する。