2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

15 結晶工学 » 15.1 バルク結晶成長

[8a-A201-1~8] 15.1 バルク結晶成長

2017年9月8日(金) 09:30 〜 11:45 A201 (201)

太子 敏則(信州大)

10:15 〜 10:30

[8a-A201-4] Ca(BrxI1-x)2固溶体の作製とシンチレータ特性評価

古谷 優貴1,2、鎌田 圭2,3、吉野 将生1,2、飯田 崇史4、早坂 将輝2、山路 晃広1、黒澤 俊介3,5、庄子 育宏1,2、横田 有為3、大橋 雄二3、吉川 彰1,2,3 (1.東北大金研、2.C&A、3.東北大NICHe、4.筑波大、5.山形大理)

キーワード:シンチレーター、固溶体、ハロゲン化物

CaI2結晶は、107000photon/MeVの発光量および3.2%@662keVのエネルギー分解能という優れたシンチレータ特性を有するもののC面に強いへき開性を有し、加工が極めて困難であるという問題がある。Caを含有しかつ、加工性に優れた結晶組成を検討すべく、Ca(BrxI1-x)2系の固溶体において、結晶作製、結晶構造解析、シンチレータ特性評価を行った。
Ca(Brx I1-x)2固溶体(x = 0.25,0.5,0.75)を作成し、2%Eu添加CaBrI結晶において71300photon/MeVの発光量および7.9%@662keVのエネルギー分解能を確認した。