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[8a-C16-3] In-situ 電気伝導度測定を用いた酸化グラフェン還元過程の解析 Ⅱ
キーワード:グラフェン、メタン、酸化グラフェン
前回我々は、in-situ電気伝導度測定を用いて酸化グラフェンのメタン雰囲気中での熱処理における還元過程が低温(〜580℃)で進行することを見出したが、低温還元の要因については未解明であった。そこで、タングステン(W)ヒーターを赤外線ヒーターに替え同条件で実験を行なった。その結果、赤外線ヒーターでは還元が進行せず、Wヒーターで熱分解されたメタン分子が低温還元に寄与していた事が分かった。