2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

17 ナノカーボン » 17.2 グラフェン

[8a-C16-1~17] 17.2 グラフェン

2017年9月8日(金) 09:00 〜 13:30 C16 (研修室1)

秋田 成司(大阪府立大)、日比野 浩樹(関西学院大)

09:30 〜 09:45

[8a-C16-3] In-situ 電気伝導度測定を用いた酸化グラフェン還元過程の解析 Ⅱ

篠原 拓也1、小幡 誠司1、斉木 幸一朗1 (1.東大新領域)

キーワード:グラフェン、メタン、酸化グラフェン

前回我々は、in-situ電気伝導度測定を用いて酸化グラフェンのメタン雰囲気中での熱処理における還元過程が低温(〜580℃)で進行することを見出したが、低温還元の要因については未解明であった。そこで、タングステン(W)ヒーターを赤外線ヒーターに替え同条件で実験を行なった。その結果、赤外線ヒーターでは還元が進行せず、Wヒーターで熱分解されたメタン分子が低温還元に寄与していた事が分かった。