[14a-412-1~12] 6.2 カーボン系薄膜

△ [14a-412-12] ダイヤモンドNV中心を用いた量子中継のためのマルチスピン量子ビット制御

〇(M1)佐藤 恒司¹、関口 雄平¹、延與 梨世¹、幸村 雄介¹、倉見谷 航洋¹、中村 孝秋¹、長田 昂大¹、石田 直輝¹、小坂 英男¹ (1.横国大院工)

キーワード：ダイヤモンドNV中心、量子中継

ダイヤモンド単一窒素空孔中心(NV中心)をプラットフォームとした原理的に安全な長距離量子通信のスキームを提示する。このスキームの実現のために、窒素核スピンのコヒーレンスを維持したまま幾何学的ダイナミカルデカップリングを構成する周期的な電子スピンフリップに同期して核スピンを回転させることを目指している。講演では、量子中継技術の実現に向けた幾何位相回転や波形成形技術などの我々の取り組みについても紹介する。