2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.9 テラヘルツ全般

[14p-211-1~17] 3.9 テラヘルツ全般

2017年3月14日(火) 13:30 〜 18:15 211 (211+212)

坪内 雅明(原子力機構)、松原 英一(大阪歯科大)、鈴木 左文(東工大)

16:30 〜 16:45

[14p-211-12] 非線形結晶の分散を取り入れた空気プラズマからの超広帯域コヒーレント赤外波スペクトルのシミュレーション

松原 英一1,2、永井 正也2、芦田 昌明2 (1.大歯大物理、2.阪大基礎工)

キーワード:空気プラズマ、時間領域分光法、コヒーレントパルス

プラズマ電流モデルを使って2色パルス励起の空気プラズマからのコヒーレント赤外パルス発生スペクトルのシミュレーションを行った。特に、基本波と第2高調波パルスの搬送波をそれぞれ単一波長ではなく、実際の波長分布を考慮した多波長成分で合成し、それぞれの厚みの非線形結晶による分散依存性を調べた。その結果、結晶の厚みを増すにつれて全周波数領域で発生効率が低下することが分かった。