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△ [14p-419-5] レーザー光電子顕微鏡によるp型 SrTiO3の磁気イメージング
キーワード:光電子顕微鏡、チタン酸ストロンチウム、磁性
SrTiO3を真空中でアニール処理した表面に二次元電子ガスが存在し、強磁性をもつ可能性が報告され、注目が集まっている。本研究ではSrTiO3の磁性の起源について知見を得ることを目的として、レーザー光電子顕微鏡(Laser PEEM)を用い、スカンジウム(Sc)をドープしたp型 SrTiO3の実空間の表面顕微と磁気円二色性(MCD)を利用した磁気ドメインの測定を行った。その結果、Sc:SrTiO3(100)はnmオーダーの強磁性ドメインを持つことが観測された。