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△ [14p-424-6] 単一カーボンナノチューブ電子源を用いた小型X線顕微鏡の開発と性能評価
キーワード:X線顕微鏡、カーボンナノチューブ
本研究では、単一CNT電子源を搭載した小型FE-SEM及びX線顕微鏡を開発し、デカナノメータ分解能を目指す。X線発生源のターゲットにはAuを使用し、ポリスチレンラテックス球のSEM像及びAuメッシュのX線像の撮影を行った。得られたSEM像とX線像のラインプロファイルより、それぞれの分解能は9 nmと280 nmであった。X線源のサイズを小さくし、サンプルとX線源間の距離を近づけることで更なる分解能向上が期待できる。