2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

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[14p-P5-1~9] 1.6 超音波

2017年3月14日(火) 16:00 〜 18:00 P5 (展示ホールB)

16:00 〜 18:00

[14p-P5-1] 超音波速度変化による脂肪肝診断のための一体化プローブ設計

青谷 悠平1、熊谷 勇汰1、堀 誠1、横田 大輝1、金森 柊人1、亀田 雅伸1、和田 健司1、松中 敏行3、堀中 博道1、森川 浩安2 (1.阪府大院工、2.阪市大院医、3.TU技術研究所)

キーワード:超音波、ラム波、エバネッセント

我々は超音波速度変化イメージング法を用いた脂肪肝診断装置を試作してきた.速度変化を検出するには,加温によるエコーパルスシフトの検出を行う必要があり,これらを別々のトランスデューサで行うには音響ミラーで切り替える必要があった.本研究では,固定した音響ミラーを用いて,加温と速度変化検出用の超音波を分離する方式を検討し,金属板中のラム波を利用した周波数弁別による固定ミラータイプのプローブの設計を示した.