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[15a-213-2] 半導体レーザーをシード源とした誘導ラマン散乱抑制フォトニックバンドギャップファイバー増幅器の開発
キーワード:ファイバーレーザー、パルス、誘導ラマン散乱
ファイバーレーザーの高尖頭出力化には、非線形光学効果の中でも特に、誘導ラマン散乱(SRS)によって出力が制限される。そこで、ファイバー内で伝搬波長を制御できる、Yb添加したフォトニックバンドギャップファイバー(PBGF)を用いることで、SRSを抑制しながらパルス増幅が可能であり、出力限界を超えることができる。今回、PBGF増幅用のナノ秒パルスシード光源の作製と、それを用いたYb-PBGF増幅でのSRS抑制の評価を行ったので、報告する。