2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

17 ナノカーボン » 17.2 グラフェン

[15p-B6-1~16] 17.2 グラフェン

2017年3月15日(水) 13:45 〜 18:15 B6 (B6)

佐藤 信太郎(富士通研)、吹留 博一(東北大)

14:45 〜 15:00

[15p-B6-4] バイオ燃料電池応用に向けた酵素/グラフェン電極の電気化学特性評価

〇(M2)中川 典駿1、高田 了太1、籾山 佳貴1、平野 正浩1、梁井 皓平1、黄 晋二1 (1.青学大理工)

キーワード:グラフェン、酵素、燃料電池

高出力電力の酵素バイオ燃料電池の開発に向けて、酵素/グラフェン電極のサイクリックボルタンメトリー測定を行った。フルクトースを基質とし酸化反応を触媒するフルクトースデヒドロゲナーゼをCVDグラフェン表面に固定化させた。フルクトースを添加することにより、最大14.0 μA/cm2の触媒酸化電流密度を観測した。アノードにFDH/グラフェン電極、カソードにPt電極を用いた酵素バイオ燃料電池において、1.4 μW/cm2の最大電力密度を得た。