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[15p-E205-13] タイムタグ計測法を活用した単一ナノ粒子の2光子カスケード発光の研究
キーワード:コロイド量子ドット、2次の光子相関測定、励起子分子カスケード発光
単一の半導体ナノ粒子中に励起された励起子分子から2つのフォトンが連続的に放出される「2光子カスケード発光」の特徴を精密に分析する研究を行った。レーザーパルスが試料を励起した時刻と、単一光子が検出された時刻を全て記録する「タイムタグ計測」を用いた。励起子分子の2光子カスケード発光の特徴から、単一ナノ粒子の吸収断面積の絶対値を決定できることなどを明らかにした。