2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[15p-P3-1~26] 6.3 酸化物エレクトロニクス

2017年3月15日(水) 13:30 〜 15:30 P3 (展示ホールB)

13:30 〜 15:30

[15p-P3-18] 酸化亜鉛を用いたMIS型セルフスイッチングダイオードの作製と評価

松田 宗平1、永山 幸希1、孫 屹1、小山 政俊1、前元 利彦1、佐々 誠彦1、葛西 誠也2 (1.阪工大ナノ材研、2.北大量集センター)

キーワード:酸化亜鉛、ダイオード

酸化亜鉛(ZnO)はp形薄膜を作製することが極めて難しく,pn接合による整流素子の作製が困難である.そこで我々は新しい構造を用いた整流素子であるプレーナ型のセルフスイッチングダイオード(SSD)に注目し,完全透明化とその電気特性について報告してきた.今回,我々は素子構造と整流比の改善を目的とし,MIS構造を有するSSD(MIS-type SSD)の作製を行った。その電流-電圧特性や整流比を評価したのでそれらの結果について報告する.