[16a-303-1~12] 12.5 有機太陽電池

[16a-303-6] 有機・無機ハイブリッド半導体ペロブスカイトの組成による金属酸化物Scaffoldの電子トラップへの影響

〇米谷 真人¹、竪山 瑛人²、新田 明央³、瀬川 浩司¹、大谷 文章³、和田 雄二² (1.東大、2.東工大、3.北大)

キーワード：ペロブスカイト太陽電池、酸化物半導体、トラップ準位

有機・無機ハイブリッド半導体ペロブスカイト太陽電池において、ペロブスカイト結晶－金属酸化物半導体Scaffold界面の構造制御は、さらなる高効率化、デバイス安定化の課題解決において重要と考えられている。本研究では、酸化チタンの単結晶基板を酸化物半導体として、ペロブスカイト結晶を堆積し、TiO₂結晶面および、ペロブスカイト前駆体組成の違いがペロブスカイトの結晶－金属酸化物半導体Scaffold界面の接合特性に与える影響を検証した。さらに、デバイスにより近い構造として、メソポーラスTiO₂をScaffoldとしてペロブスカイト層を形成し、ペロブスカイト前駆体組成の違いがペロブスカイトの結晶－金属酸化物半導体Scaffold界面での電子トラップ準位に与える影響を二重励起光音響分光法により解析した。