2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[16a-315-1~10] 8.5 プラズマナノテクノロジー

2017年3月16日(木) 09:00 〜 11:30 315 (315)

古閑 一憲(九大)

09:45 〜 10:00

[16a-315-4] 液中プラズマを用いて合成した鉄含有ナノグラフェンの酸素還元特性

天野 智貴1、近藤 博基1、竹田 圭吾1、石川 健治1、平松 美根男2、加納 浩之3、関根 誠1、堀 勝4 (1.名大院工、2.名城大、3.NUエコエンジニアリング、4.名大未来社会創造機構)

キーワード:液中プラズマ、グラフェン、燃料電池

液中プラズマにて原料アルコール中への有機鉄錯体の添加により、鉄含有ナノグラフェンを合成し、その酸素還元特性を明らかにした。ナノグラフェンの合成原料であるエタノールに鉄フタロシアニンを添加し合成した。合成時間が長くなるにつれFe-Nの結合が減少しピリジン型結合が増加し、触媒特性も向上した。これらからフタロシアニン中のFe-N結合が分解され、触媒活性を有するピリジン型C-N結合が形成されたものと考えられる。