2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[16a-502-1~12] 21.1 合同セッションK 「ワイドギャップ酸化物半導体材料・デバイス」

2017年3月16日(木) 09:00 〜 12:15 502 (502)

神谷 利夫(東工大)

09:45 〜 10:00

[16a-502-4] グルコースの連続モニタリングに向けたZnO系溶液ゲートFETへの酵素固定化方法の改善

森 結菜1、大西 勇輔1、池 広大1、広藤 裕一1、小池 一歩1、矢野 満明1 (1.大阪工大 ナノ材研)

キーワード:バイオセンサー、グルコースセンサー、酵素固定化

これまで我々は,グルコースの連続モニタリングを目的としてガラス基板上にTa2O5/ZnO:In積層構造をスパッタ成膜し,酵素を固定化した溶液ゲートFET素子を試作してきた.ゲート表面をアミノ化した後にグルタルアルデヒドを用いて酵素を架橋する二段階法では測定中に酵素が剥がれやすいという問題があった.今回,アルデヒド基を末端に持つアルデヒドシランを新たに採用し,酵素を直接固定化することに成功したので報告する.