2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

3 光・フォトニクス » 3.14 光制御デバイス・光ファイバー

[16p-P14-1~10] 3.14 光制御デバイス・光ファイバー

3.5と3.14のコードシェアセッションあり

2017年3月16日(木) 16:00 〜 18:00 P14 (展示ホールB)

16:00 〜 18:00

[16p-P14-8] ポリエチレングリコールを用いた光ファイバ型双安定素子

福山 尚志1、〇斉藤 光徳1 (1.龍谷大理工)

キーワード:双安定光透過、ポリエチレングリコール、光散乱

ポリエチレングリコール(PEG)は透明な液体であるが、常温付近で固化すると散乱により白濁して光を通さない。過冷却状態が安定なため透明状態と散乱状態が同じ温度で双安定に存在する。色素を分散させた固相のPEGに0.2Wの青色レーザを10秒間だけ照射すると、色素による吸収でPEGが融解して透明になり、そのまま30分間透過状態を保った。ペルチェ素子で30秒間冷却すると固化して散乱状態を安定に保った。