2017年第64回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

6 薄膜・表面 » 6.1 強誘電体薄膜

[16p-P2-1~7] 6.1 強誘電体薄膜

6.1と13.3と13.5のコードシェアセッションあり

2017年3月16日(木) 13:30 〜 15:30 P2 (展示ホールB)

13:30 〜 15:30

[16p-P2-7] SPMを用いた電気熱量効果の直接測定の検討

松下 裕司1、吉村 武1、藤村 紀文1 (1.阪府大院工)

キーワード:電気熱量効果、原子間力顕微鏡、走査ジュール熱膨張顕微鏡法

近年、強誘電体の電気熱量効果が注目を集めている。ヒートポンプ応用を考えたとき、熱伝導度や熱抵抗などの強誘電体薄膜の熱物性を明らかにする必要がある。今回、SPMを用いた走査ジュール熱膨張顕微鏡(SJEM)を用いた電気熱量効果の直接測定に取り組んだ。BaTiO3薄膜上にPt電極を製膜し、その試料上にPPMAを塗布したサンプル上で測定をした結果、EC由来の熱膨張が確認できた。