[16p-P7-1~36] 13.9 光物性・発光デバイス

[16p-P7-15] 高分子化によるEu(Ⅲ)錯体の光増感発光の向上

〇三浦 由衣¹、北川 裕一²、中西 貴之²、伏見 公志²、長谷川 靖哉² (1.北大院総化、2.北大院工)

キーワード：希土類、錯体、キラル

Eu(Ⅲ)錯体は鮮やかな赤色発光を示すためディスプレイなどの発光材料に用いられる。当研究室では鎖状高分子化した錯体において、有機配位子同士の相互作用により熱耐久性・発光量子効率が向上することを報告している。本研究では、キラル分子が配位したEu(III)錯体を高分子化することによる熱耐久性、発光特性の変化を検討した。その結果、配位子からの光増感エネルギーに移動の効率向上に成功した。