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△ [17a-502-1] 溶液法IGZO薄膜におけるGa比率が酸素空孔密度に与える影響
キーワード:比率、XPS、フォトルミネセンス
溶液法IGZO薄膜のGa比率を0~80%で変化させると、酸素空孔によるPL強度が最小となるGa比率0%(300℃焼成)あるいは40%(800℃焼成)にて、VG>0でのID(オン電流)が最大となる。この結果は、電子散乱中心として働く酸素空孔が少ないと、オン電流が大きくなるという我々の仮説を支持する。さらに、300℃焼成ではGaが酸化物になりにくいため、Ga比率0%でオン電流最大となることを見出した。