[17a-514-1~5] 16.2 エナジーハーベスティング

[17a-514-3] 潜熱蓄熱材料を指向した二酸化バナジウム分散ガラス

村本 圭¹、〇高橋 儀宏¹、寺門 信明¹、山崎 芳樹²、鈴木 茂²、藤原 巧¹ (1.東北大院工、2.東北大多元研)

キーワード：二酸化バナジウム、蓄熱、ガラス

蓄熱材料は，熱エネルギーの有効的かつ再利用を可能とする熱マネージメント材料のひとつである．その中でも潜熱蓄熱材料は相転移現象に基づく熱貯蔵機構を有し，大きな蓄熱密度が得られる一方，固液相転移による大きな体積変化などが問題となっている．本研究では，VO₂の高い潜熱蓄熱性能と生産性・加工性に優れたガラス材料とを複合した新規蓄熱材料となるVO₂分散ガラスの作製およびその蓄熱特性の評価を行った．