2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

6 薄膜・表面 » 6.6 プローブ顕微鏡

[18p-143-1~15] 6.6 プローブ顕微鏡

2018年9月18日(火) 13:45 〜 17:45 143 (143)

一井 崇(京大)、杉本 宜昭(東大)

16:15 〜 16:30

[18p-143-10] 面内磁化方向のCr探針の作製

高田 慎1、大見 奎人1、樋浦 諭志1、Subagyo Agus2、八田 英嗣1、末岡 和久1 (1.北大院情報科学、2.北大創成研)

キーワード:STM、探針

スピン偏極走査トンネル顕微分光用探針にはW探針にFeなどの磁性体薄膜を成膜した探針がよく利用されるが,探針の磁化方向が変わりやすいことや探針先端の磁化方向が形状や結晶性に大きく左右されることが指摘されている。本研究ではMgO(001)基板上にエピタキシャル成長させたCr(001)膜を微細加工によって、Cr(001)面を有する探針を作製した。このような探針は先端の磁化方向が制御可能であり,結晶性の良い探針作製が期待できる。