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[18p-222-9] 自己組織化ペプチド薄膜のプロトン伝導
キーワード:プロトン伝導、生体分子、自己組織化
近年、タンパク質のプロトン伝導に関する研究がなされており、頭足類が有する構造タンパク「リフレクチン」や、イカの「環歯」などのプロトン伝導性が報告されている。本研究では、タンパク質よりも物性・構造制御が容易なペプチドに着目し、高プロトン伝導性を有するペプチド薄膜の開発を目的とした。アミノ酸配列の最適化により、最高で8.2 mS/cmのプロトン伝導率を達成し、生体分子のプロトン伝導率の最高値を更新した。