2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

10 スピントロニクス・マグネティクス » 10.3 スピンデバイス・磁気メモリ・ストレージ技術

[19a-331-7~12] 10.3 スピンデバイス・磁気メモリ・ストレージ技術

2018年9月19日(水) 10:45 〜 12:15 331 (国際会議室)

鈴木 和也(東北大)

10:45 〜 11:00

[19a-331-7] [講演奨励賞受賞記念講演] 室温動作TMRセンサを用いた脳磁図および心磁図の測定

藤原 耕輔1 (1.東北大院工)

キーワード:磁気センサー、生体磁場、強磁性トンネル接合

人体の電気的活動を磁場で計測する生体磁場の計測は、高い空間・時間分解能と非侵襲性から医療診断・基礎研究において非常に重要な手法の一つである。本研究ではトンネル磁気抵抗素子を用いた生体磁場センサの作製を行った。心臓が作る磁場を計測した結果では、R波のリアルタイム計測、積算を行うことでのQ波・S波の計測に成功した。脳磁場の計測では、積算を行うことでα波であると考えられる脳磁場信号の計測に成功した。