2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

3 光・フォトニクス » 3.7 レーザープロセシング

[19a-PA4-1~13] 3.7 レーザープロセシング

2018年9月19日(水) 09:30 〜 11:30 PA (イベントホール)

09:30 〜 11:30

[19a-PA4-11] 蛍光アプタマーのフェムト秒レーザー細胞分子導入によるユーグレナ細胞内の多糖成分の高感度イメージング

前野 貴則1、鵜沢 尊規2、河野 いづみ2、岡野 和則1、飯野 敬矩1、吹田 啓介1、押川 悠城1、小川 太郎3、岩田 修3、伊藤 卓郎4、鈴木 健吾3、合田 圭介5、〇細川 陽一郎1 (1.奈良先端大物質、2.理研、3.ユーグレナ、4.科技構、5.東大理化)

キーワード:バイオテクノロジー、細胞操作、藻類細胞

藻類細胞は増殖が速く、制御された大量培養が比較的容易に行えるため、その産業利用が期待されている。中でもユーグレナが蓄積するパラミロンと呼ばれる特有の顆粒状の多糖は、食品、医薬品、バイオ燃料などの原料として注目されている。本研究では、フェムト秒レーザーによる細胞への分子導入法を用いて、ユーグレナ細胞内のパラミロンを蛍光検出できるポリペプチド分子(蛍光アプタマー)を導入し、その高感度な検出に成功した。