2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

13 半導体 » 13.7 化合物及びパワー電子デバイス・プロセス技術

[19p-CE-5~17] 13.7 化合物及びパワー電子デバイス・プロセス技術

2018年9月19日(水) 15:00 〜 18:45 CE (センチュリーホール)

加藤 正史(名工大)、佐藤 威友(北大)

15:45 〜 16:00

[19p-CE-7] 高温アニール後のGaN表面に形成したAl2O3 MOS構造の評価

及木 達矢1、橋詰 保1 (1.北大量集セ)

キーワード:窒化ガリウム、高温アニール

GaNデバイスにおけるイオン注入技術の最適化のため、プロセスの一部である高温アニールに着目した。ここでは、SiNもしくはSiO2を保護膜として用い、1050~1150℃の温度範囲でアニールを行った。アニール後、保護膜を剥離したのち、形成したAl2O3/GaN MOS構造の電気的特性から、高温アニールが界面特性に与える影響に関して評価を行った。測定の結果、高温アニールによってGaN表面に欠陥準位が誘起され、Al2O3/GaN 界面に界面準位を生じさせることがわかった。