2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

15 結晶工学 » 15.6 IV族系化合物(SiC)

[20a-141-1~13] 15.6 IV族系化合物(SiC)

2018年9月20日(木) 09:00 〜 12:30 141 (141+142)

朽木 克博(豊田中研)

09:00 〜 09:15

[20a-141-1] [講演奨励賞受賞記念講演] ゲート酸化膜厚および窒化処理がSiC MOS反転層移動度へ及ぼす影響

野口 宗隆1、岩松 俊明1、網代 啓之1、渡邊 寛1、喜多 浩之2、三浦 成久1 (1.三菱電機、2.東大院工)

キーワード:SiC、反転層、移動度

近年、SiC MOS反転層における電子散乱機構を実験的に評価する手法が提案され、各散乱移動度の実験的評価が可能となった。本研究では先行研究の手法を用い、ゲート酸化膜厚および窒化処理がフォノン散乱移動度およびクーロン散乱移動度に及ぼす影響を検討した。その結果、フォノン散乱移動度は、窒化処理の影響を受けず、かつ熱酸化の初期段階で定まることが判明したので報告する。