2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[20a-221C-1~10] 12.7 医用工学・バイオチップ

2018年9月20日(木) 09:00 〜 11:45 221C (2Fラウンジ1)

宇野 重康(立命館大)、河野 剛士(豊橋技科大)

09:00 〜 09:15

[20a-221C-1] 高い電荷注入能力と低インピーダンス特性を持つPEDOT/Pt blackマイクロプローブ電極デバイスの神経刺激応用

高橋 昇志1、山口 健太郎1、山際 翔太1、澤畑 博人2、沼野 利佳1、鯉田 孝和1、河野 剛士1 (1.豊橋技大、2.産総研)

キーワード:神経電極、刺激

脳計測に用いられる刺入型の微小電極は、局所空間における刺激応用も期待され、更なる微細化が求められている。しかし、微細化に伴い、電気的インピーダンスの増加、電荷注入能力の低下が問題となる。そこで、本研究では、直径5 µm(長さ400 µm)の電極先端にナノ多孔質構造を持つPt black、その上に高い電荷注入特性と生体適合性をもつPEDOTを成膜したPEDOT/Pt blackを提案し、目的とする局所空間での細胞刺激に有効な神経電極の製作・評価を行った。