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△ [20a-232-5] 電界印加による螺旋解消状態から形成したブルー相を用いた反射型ホログラム素子の作製
キーワード:液晶、ブルー相、ホログラム
コレステリックブルー相は3次元の周期構造を自発的に形成する液晶相であり、特定の波長帯かつ螺旋の向きに対応した円偏光のみをブラッグ反射する。BPは相転移前の配向構造の影響を受けて配向するため、BPの配向制御は容易ではない。本研究では、電界印加によりBPの螺旋解消状態から再配向を促した。その結果配向容易軸方向にBPの特定の結晶軸を配向させた。これによりBPの結晶配向分布を制御し反射型ホログラムを作製した。