2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[20a-PB1-1~15] 1.4 エネルギー変換・貯蔵・資源・環境

2018年9月20日(木) 09:30 〜 11:30 PB (白鳥ホール)

09:30 〜 11:30

[20a-PB1-2] 全固体リチウムイオン電池における活物質結晶のオペランド顕微光電子分光測定

赤田 圭史1、須田山 貴亮2、朝倉 大輔2、松田 弘文2,3、細野 英司2、永村 直佳4、尾嶋 正治5、原田 慈久1,3,5 (1.東大物性研、2.産総研、3.産総研-東大オペランド計測OIL、4.物材機構、5.東大放射光)

キーワード:リチウムイオン電池、オペランド、光電子分光測定

リチウムイオン電池動作機構の深い理解のために,単一結晶内のLi脱挿入を反映した電子状態変化を検出可能な,高分解能のオペランド顕微分光測定が重要である。我々は全固体電池を開発し,100 nm以下の空間分解能を持つ3DnanoESCAステーションを利用して,負極材料の充放電状態でのオペランド顕微光電子分光測定を行った。発表ではLi4Ti5O12単一結晶の光電子マッピング画像と,この粒子の同一箇所から得られた光電子スペクトルの変化を報告する。