2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

8 プラズマエレクトロニクス » 8.4 プラズマライフサイエンス

[20p-146-1~9] 8.4 プラズマライフサイエンス

2018年9月20日(木) 13:45 〜 16:15 146 (レセプションホール)

北野 勝久(阪大)

15:15 〜 15:30

[20p-146-6] 外部生成プラズマ活性ガスによるプラズマ照射溶液のイチゴ炭疽病菌分生子発芽抑制効果の向上

〇(M2)二瓶 健司1、髙島 圭介1、金子 俊郎1 (1.東北大院工)

キーワード:プラズマ照射溶液、プラズマ活性ガス、気液界面プラズマ

プラズマ中に液体を高速で射出し,プラズマと液体の接触による高効率な液相短寿命活性種生成と照射対象への短時間輸送が期待できる,プラズマ照射溶液直接噴霧装置を作製した.気相N2O5と液相H2O2によって過硝酸が生成されると示唆されたため,導入する気体を空気プラズマ活性ガスとしたところ,分生子の発芽抑制効果が向上した.このため,気相活性種が液相短寿命活性種生成に関与し,発芽に影響していると考えられる.