2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[20p-224B-1~8] 2.1 放射線物理一般・検出器基礎

2018年9月20日(木) 13:30 〜 15:30 224B (224-2)

南戸 秀仁(金沢工大)

13:30 〜 13:45

[20p-224B-1] [放射線奨励賞受賞記念講演] 大きな実効原子番号と高い発光量を有するハロゲン化物シンチレータの研究

藤本 裕1、越水 正典1、柳田 健之2、岡田 豪2、佐伯 啓一郎1、中内 大介2、浅井 圭介1 (1.東北大院工、2.奈良先端大)

キーワード:シンチレータ、ハロゲン化物、発光

我々のグループでは、X線・ガンマ線計測用の次世代シンチレータを開発するべく、従来のハロゲン化物よりも高い光電吸収効率(=大きな実効原子番号Zeff)が期待できるハフニウム系及びタリウム系ハライド化合物に着目した。本講演では、これまでに開発したA2HfB6(A=Cs, Rb, Tl, B=Cl, Br)及びTlAB3(A=Cd, Mg, B=Cl, Br)系化合物について報告するとともに、現在取り組んでいる新しい試みについてご紹介する。