2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

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シンポジウム(口頭講演)

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[20p-225B-1~5] クライオ電子顕微鏡最前線

2018年9月20日(木) 13:30 〜 16:20 225B (2Fラウンジ2)

光岡 薫(阪大)、加藤 貴之(阪大)

14:00 〜 14:30

[20p-225B-2] クライオ電子顕微鏡で明らかになったATP合成酵素の形と動き

中西 温子1、岸川 淳一1、光岡 薫2、〇横山 謙1 (1.京産大総合生命、2.阪大超高圧電顕セ)

キーワード:クライオ電子顕微鏡、ATP 合成酵素、生体エネルギー変換

ATP合成酵素は、プロトン(水素イオン)流で駆動される分子内回転運動によりATPを合成する驚異的な分子装置である。我々は、クライオ電子顕微鏡を用いた単粒子構造解析により、V 型ATP合成酵素の全体構造を明らかにし、その原子モデルを構築した。今回得られた構造により、ATP合成に伴う外周部分の動き、複合体形成に必要なサブユニット間の相互作用、プロトンが通ると予想される親水的なトンネル構造がわかった。